自動スケジュール逆算
納品日から逆算してスケジュールを自動生成する方法を解説します。
自動スケジュールとは
AnimaTimeの自動スケジュール機能は、納品日(デッドライン)を起点に、 各工程の基準日数を使って開始日・終了日を逆算します。 カット数が多いプロジェクトでも、一括でスケジュールを生成できるため、 手動設定の手間を大幅に削減できます。
逆算の仕組み
自動スケジュールは以下のロジックで計算されます。
- 1.納品日(デッドライン)を最終工程の終了日として設定
- 2.最終工程の開始日 = 終了日 - 基準日数
- 3.前工程の終了日 = 後工程の開始日
- 4.前工程の開始日 = 終了日 - 基準日数
- 5.この計算を最初の工程まで繰り返す
各工程の基準日数は、その組織の実績(過去に同じ工程が何日かかったか)から自動で決まります。 実績が足りない工程は工程ごとの既定値を使います。手入力の項目はありません。
開始日を指定する
作品によって制作にかけられる期間は違います。開始日(任意)を入れると、 開始日から納品日までの期間に収まるよう各工程の日数を比例して伸縮させます。 未指定の場合は、工程日数を積み上げた分だけ納品日から遡った日が開始日になります。
指定した期間が短すぎて工程が収まらない場合は、必要な最低日数を添えたエラーが表示されます。 この場合、開始日を早めるか、工程数の少ないワークフローを選んでください。 なお日数は1日単位に丸めるため、開始日が指定日から数日ずれることがあります(納品日は必ず守られます)。
自動スケジュールの使い方
以下の手順で自動スケジュールを生成できます。
- 1.話数の詳細ページを開く
- 2.ツールバーの「自動スケジュール」ボタンをクリック
- 3.デッドライン(納品日)を設定
- 4.必要なら開始日を指定(任意・指定した期間に合わせて工程日数が自動調整されます)
- 5.「計算」ボタンで結果をプレビュー(各工程の日数と信頼度を確認)
- 6.問題なければ「適用」ボタンで確定
タグによる工期調整
カットにタグを付与することで、自動スケジュールの基準日数を補正できます。 タグは CutTagEntry としてカットに紐づけられ、各タグには TagMultiplier(倍率)が設定されています。
例えば「アクション」タグに倍率 1.5 を設定すると、そのカットの各工程の基準日数が 1.5 倍になります。 複数のタグが付与されている場合、倍率は乗算されます。
タグと倍率の管理はプロジェクト設定から行えます。 よく使うタグの例: アクション(x1.5)、日常(x0.8)、メカ(x1.3)など。
生成後の調整
自動生成されたスケジュールは暫定値です。 適用後もカット詳細画面から個別に調整できます。 特に担当者の稼働状況を考慮した微調整が必要な場合は、 ワークロード画面を参照しながら調整してください。